我が家では、6月ごろになると毎年自家製梅酒作りに励んでいます。
皆さんは、梅酒って漬けてからどれくらいで飲むのが好きですか?
自家製梅酒の飲みごろって一体いつ頃なんだろう、梅の実を取り出すタイミングはいつなんだろうと初期の頃は色々トライしてみました。
実際に梅酒作りをしている人のアドバイスや、我が家での自家製梅酒作りで得た経験をもとに飲み頃はいつなのかまとめてみました。
気になる梅酒の賞味期限や保存方法、梅の実の活用例などもご紹介しますね!
- 自家製梅酒の飲みごろはいつから?
- 自家製梅酒の梅の実を取り出すタイミングは?
- 自家製梅酒の賞味期限はいつまで?
- 自家製梅酒の保存方法
- 取り出した梅の実は食べられる?
- 梅の実の活用方法・保存方法
自家製梅酒の飲みごろはいつ?
美味しい梅酒の飲みごろは?
梅酒の美味しい飲みごろは、梅を漬けてから1年くらいからです。
梅酒が飲めるようになる時期は、梅を漬けてから早くても3ヶ月後です。
美味しいと感じる飲み頃は好みが分かれると思いますのでご自分のお好みで調整してみてください。
漬けた期間 | 味 | 特徴 |
3ヶ月 | さっぱりとした梅酒の味わい | アルコールの匂いは残っています |
6ヶ月 | 梅のエキスがしっかり抽出された味わい | ホワイトリカーの色が琥珀色になってくる |
1年 | コク深い味わい | まろやかさが増す しっかりと梅の風味が出る |
1年以上熟成させる | もっとリッチで奥深い味わい | 熟成させることで深みが出る まろやかで重みがある ”オリ”と呼ばれる沈殿物が出てくる(問題ないので漉して飲むことができる) |
一般的に自家製梅酒作りで使われるホワイトリカー以外の、ブランデーや焼酎・日本酒を使用した場合でも飲み頃の目安は同じです。
飲めるようになる3ヶ月後くらいでは、アルコールの匂いがまだ残っているので、苦手な方は半年以上経ってから飲み始めましょう。
・ガツンとした梅酒が好みなら、1年後からチビチビ飲み始め熟成とともに味の変化を楽しみながら飲むのがオススメ!
・とにかく梅酒を早く飲みたいなら、半年後から飲み始めコクが増していくのを楽しむのもおすすめ!
我が家の場合は、梅を漬けてから1年後にちびちび飲み始めまろやかな梅酒を少しずつ楽しんでます。
自家製梅酒の賞味期限はいつまで?
自家製梅酒の賞味期限はありませんが、3年ほどで飲み切る方が良いでしょう。
基本的に梅酒はアルコール度数が35度以上の高いもので作るため腐ることはありません。
保管環境が良好であれば、自家製梅酒でも10年物、20年物と年代物の梅酒があるご家庭もあるでしょう。
ただ、保管環境の維持が難しかったり管理が大変なので2、3年で飲み終えてしまうのが無難だと思います。
3年以上長く熟成させたい方は、梅酒の仕込み段階から雑菌が入らないよう注意して保管環境に気をつけましょう。
梅酒をすくう時に使うカンロレードルは一つ持っていると便利ですよ!
自家製梅酒の保存方法
自家製梅酒は、直射日光の当たらない冷暗所で空気の触れないよう容器の口がしっかり密閉できる保存容器で保存しましょう。
直射日光の当たらない冷暗所
・温度変化の少ない場所
・常温で比較的すずしい場所
・密閉容器に保存(長期保存ならガラス瓶)
・冷蔵庫保存はNG
※低温で温度変化がなく、風通しが良くない冷蔵庫は熟成しにくいので保存には不向き
梅酒の長期保存には、密閉できるガラス瓶がオススメです。
数ヶ月の短期間で飲み切るなら、密閉できればプラスチック容器でも構いません。
梅酒は空気に触れさせないことが大事ですので、プラスチックの特性上空気を通してしまうので毎年梅仕事をするならガラス瓶があると便利です。
我が家では、梅干し・梅酒・梅シロップどれを作るにもセラーメイトのガラス瓶が大活躍しています!
ガラス瓶を消毒するのに我が家ではパストリーゼが大活躍!!
自家製梅酒の実を取り出すタイミングは?
梅の実を取り出すタイミングは?
漬け込んだ梅の実を取り出すタイミングは1年がちょうど良いと思います。
何度か梅酒作りをしていますが、1年〜2年の間で取り出すタイミングをいくつか挑戦してみました。
その結果、1年がちょうど良いと感じました。
理由は、それ以上漬け込んでしまうと種から苦味が出たり、梅の実が崩れて梅酒が濁ってしまうからです。
初めて梅酒作りをした時は、1年半以上取り出さず放置してしまいました。
梅の実を取り出すことを知らず熟成して長く置いておくのが良いと勘違いし、少し苦味がある梅酒になりました。
梅を取り出すタイミングと、梅酒を飲み始めるタイミングが同じだと手間も省けるので良いですよ!
さっぱりした梅酒が好みなら、4ヶ月くらいに飲み始め、その時に梅も取り出しましょう。
梅の実を取り出す時には、穴あきお玉を使うのが便利ですよ!
梅の実を取り出すと容量が減るので、少し小さいガラス瓶に入れ替えています。
梅の実は食べられる?
漬けていた梅の実は、もちろん食べることができます。
つけ始めから4ヶ月後以降に梅の実は、カリカリ梅のような硬めの食感を楽しめます。
甘くて柔らかい食感が好みなら、1年くらいは漬けておきましょう。
お子様やアルコールが苦手な方は食べ方には注意が必要です。
漬けた期間に関わらず、アルコール度数が高いのでそのまま召し上がるのは控えましょう。
加熱すれば梅のアルコール分は蒸発するのでアルコールを飛ばしてからお召し上がりになることをお勧めします。
梅の実の活用法
梅ジャム | 定番中の定番! ・パンやクラッカーにつける ・ヨーグルトに添える 自分好みの甘さに調整可能 ジャムにしておけば、お肉のソースにも使えます |
梅の甘露煮 | ・子供のおやつに! ・小腹が空いた時に! 冷蔵庫保存で2週間日持ちします |
ドライフルーツの代用 |
・パウンドケーキに! |
梅ゼリー | 暑い夏にはピッタリ! お好みでゼラチンにしたり、寒天にしたり楽しめます。 |
梅果肉ドレッシング |
火を通してアルコールを飛ばせばお子様のいる食卓にも出せますね! |
魚・肉料理に使用 | 主に臭み取りに使います。 醤油やお酢などと和えればソースとしても大活躍! |
前述しましたが、アルコール度数が高いため苦手な方、お子様に出すときはしっかりアルコール分を飛ばしてくださいね!
我が家では、大量の梅酒の梅の実を一度に何に使うか仕分けしたりするのが面倒なので冷凍保存しています。
我が家での活用方①全ての梅の種を取り除いておく
②何に使うか決めてない場合は、ジップロックに小分けして冷凍保存する
③使いたい時に冷凍庫から取り出して使う
といった感じで、梅酒から実を取り出した時に何に使うか決めてない場合はすぐ冷凍しちゃいます。
まとめ
この記事「自家製梅酒の飲みごろはいつ?実を取り出すタイミングは?」をまとめますね。
自家製梅酒の飲みごろは1年後くらいがベスト。
賞味期限を考慮し、飲み頃は好みによって3ヶ月〜3年の間で飲み切るのが良い。
自家製梅酒の梅の実を取り出すタイミングは、1年後くらいが目安と考える。
梅エキスの抽出具合の好みもあるので、半年〜1年で取り出すのがベスト、それ以上だと苦味が出るのでお勧めしない。
梅酒は直射日光の当たらない冷暗所で保存する。
梅の実は食べられるので捨てずに、冷凍保存し使いたい時に梅ジャムやゼリー、ドレッシング等に活用すると良い。
コメント